この世に存在することになった地
つまりはおぎゃあと最初の呼吸を始めた場所なんだけども。
だいたいの場所は聞いていたものの、実際にどこなのかは
時代の流れと供に変化していて当時の関係者、ぶっちゃけ母上に聞いてみないと
わからなかったが、ついにその場所を知ることができた。
想像以上に北の方ではあったが、何度も近辺を通ったところにソレはあった。
今では当時の建造物ではないものが建っていて、中身も違うものにはなっていたが、
ココだったんだという謎めいた感慨深さはあった。
その後もその近辺にある母方祖母の実家周辺となる場所を周り、
某HRCサーキット跡地の正面に親戚が住んでたりという偶然を知ったり、
ソレと知らず祖父がよく行っていた場所に自分もしょっちゅう行ってたりなんていう
偶然を聞いたりして、容姿が似てるとそういうところも似るものなのかと
なんだか遺伝子の存在を実際に感じないではいられない一日になった。
まあ今のままでは、この系譜は俺の代で途絶えることになるんだけども。